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市川里美
2022年9月11日
心理検査について(5)テストバッテリー
心理検査は、いくつかの検査を組み合わせて実施されることがほとんどです。種類の異なる心理検査の結果から複雑な心理を多面的にみることで、その特性を掴み理解を深めていきます。このように心理検査をいくつか組み合せることを「テストバッテリー」と言います。


市川里美
2022年8月6日
心理検査について(4)パーソナリティ検査
心理検査の1つ、パーソナリティ検査では、パーソナリティのありかたをみていきます。「パーソナリティ」とは、心理的特性を意味します。心理的特性とは、その人の行動や、判断のもとになる考え方やその傾向のことをいいます。パーソナリティ検査では、潜在的な心理的特性をみていきます。


市川里美
2022年7月29日
心理検査について(3)知能検査
知能検査は、知能というものをいくつかの要素にわけてとらえます。たとえば、知識そのものや推理力、視覚処理や読み書きの力、記憶の力などです。ウェクスラー式の検査では言葉を理解する力、ものごとのとらえかた、記憶力、課題をこなすスピードなどをみていきます。


市川里美
2022年7月22日
心理検査について(2)知能検査
知能検査は、「IQ」が算出される検査です。IQとは Intelligence Quotientの頭文字をとったもので、知能の水準、発達の程度を表す数値ですが、数値そのものより、そこに現れる問題となる点をみます。うまくいかないこと、困っていることについて対策を考えていきます。


市川里美
2022年6月17日
心理検査について(1)
当オフィスで心理検査も実施することとなりました。そこで、心理検査についてご紹介したいと思います。心理検査は、今の自身のことを知ることも目的となりますが、その結果をその後に役立てるために実施します。心理検査は大きく分けると知能検査(発達検査)とパーソナリティ検査の2種類となります。


市川里美
2022年5月2日
友だちができない
新年度が始まり1ヶ月が経ちました。新しい環境に入られた方も多いと思います。新しい職場、部署、上司、同僚、部下。新しい学校、クラス、先生、友だち。新しい環境になじむまでの緊張・ストレスは相当なものです。どうぞ「ゆっくり」「焦らずに」と自分に言い聞かせてください。


市川里美
2022年3月26日
対人関係のフォーム(5)
相手も自分も不安定な対人関係のフォームを持っているとき、お互いに不安定ですが、お互いによりかかることによって、とても安定しているようなときもありますけれどもどちらも不安定なわけですから、その関係はとても危ういものでもあります。ふとしたことで、些細なことで、危うい状態に陥る。


市川里美
2022年3月16日
対人関係のフォーム(4)
安定した対人関係のフォームをもっていれば、対人関係の問題は起こらないようにも思えますが、そんなことはないものです自分も相手も、お互いに安定している対人関係のフォームを持っていても、それでもうまくいかないこともあります。これは「相性」ということになるのでしょう。


市川里美
2022年2月19日
対人関係のフォーム(3)
幼少期、身近な人との関わりのなかで対人関係のフォームの土台がつくられ、その土台の上にその後の経験が積み重なっていきます。その土台がうまくつくられなかったときには、どうしてもアンバランスなフォームができてしまいますその時には、どうすればいいのでしょうか。


市川里美
2022年2月2日
対人関係のフォーム(2)
幼少期から安定的な対人関係の土台を作ることができ、ほどよいフォームが出来上がっていても、相手によってはそれを崩されてしまうことがあります。非常に悪い対人関係のフォームを持った人と出会うとほどよいフォームも崩れていく。


市川里美
2022年1月6日
対人関係のフォーム(1)
スポーツでは、その動作に「フォーム」という言葉を使います。野球でいえば「バッティングフォーム」「ピッチングフォーム」というように。ゴルフやテニスでも同じですね。繰り返される同じ動作の様子が「フォーム」と言えるでしょうか。それと同じように、対人関係にも「フォーム」があります。


市川里美
2021年12月6日
「ふつう」という幻想
「ふつう」ということばにはちょっと厄介な感じを持つ。この「ふつう」から外れたときは多少なりともショックを受け、不安になる。「ふつう」から外れて少数に入るとき、生活上の支障は大きくなり、心理的精神負担を強いられることとなるのがこの世の中ではないか。だがこの「ふつう」は幻想なのでは


市川里美
2021年10月27日
「忙しい」は心に壁をつくる
忙しそうにしている人には自分のプライベートの話や、他愛もない話も伝えることは憚れてしまう。まして、悩みごとや困っていることを話すことは相手に「負担をかけてしまう」という感覚が生じやすい。そうなると、誰にも話せずに一人で抱え込み考えていく。「忙しい」が心に壁を作るのである。


市川里美
2021年10月16日
エスカレーターに運ばれる 自己主体感について
自分が自ら行なっているという感覚を「自己主体感」といいます。自分にとって最適なものを選択した時、この自己主体感が生み出されるようです。ただ、私たちはほぼほぼ全てのものについて、自分で選んで、自分自身が行動しているという感覚を持っていますが、実際は少し違うようです。


市川里美
2021年9月19日
その靴が履きにくいのかどうかは、自分にしかわからない
その靴がはきにくかったり、どこかが当たって痛かったり、そのことに早めに気づくことができるとよいと思います。その靴が履きにくいのかどうかは自分にしかわからない。合わない靴は履き替えてよいと思います。


市川里美
2021年9月5日
<意識>とは何だろうか 下條信輔著 講談社現代新書(1999)
「私」はどうやって、「私」が「私」であることを知っているのでしょうか。「自分」が「自分」であることに確信が持てているのはどういうことなのでしょうか。
この本の中で「意識」について問いかけます。「自分」の意識とは本当のところ、どこにあるのだろうかと考えさせられます。


市川里美
2021年8月11日
「話す」ことは「離す」こと
自分の頭の中だけで考えているよりも、人に話すことで考えがまとまる。「人に」話すということがポイントです。話す相手がいるほうがよいようです。人は言語化し考えますが、頭の中でことばにしていてもなかなかまとまらない人にわかるようにことばにして伝えることで、考えをまとめることができる。


市川里美
2021年7月29日
小さい頃にかけられた呪文
小さいころに近しい人から言われた言葉がそのままあなたの中に生き続けて、本来の力を出すことを阻んでいるかもしれません。大きくなった今でも「わたしはできない子」という呪文が解かれないままでいることもあるのです。けれど自分では気づくことが難しいのです。


市川里美
2021年7月24日
相手を変えることは難しい。諦めてもいい。
人間関係、対人関係。いくら歳を重ねても、どれほど経験を重ねても手放しでうまくいくということはないようです。“上手くいかなくて当然”と少し自分をゆるめてもいいのかもしれません。がんばりやさんほど、まじめな人ほど、うまくいく方法を考えすぎてしまう。諦めてもいいと思うのです。

市川里美
2021年7月7日
グレーゾーンのつらさ
「発達障害」「ADHD」「自閉症スペクトラム障害」というはっきりとした診断はつかないけれど、期限ぎりぎりになってしまう、遅刻ギリギリに毎日なってしまう、いつもあわててやっている。毎日不安や緊張で、気をつけても同じことの繰り返しで辛くなってしまう。
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