市川里美3月27日蛙化現象 精神分析と自己心理学の視点から 昨年、蛙化現象ということばが、Z世代で流行したそうです。好きだった相手が自分を好きだとわかったとたんに相手を嫌いになってしまう、気持ち悪いと思ってしまう。そもそも「好き」という感情は変わりやすいものかもしれません。精神分析、自己心理学の視点からは、自己愛の問題が見えてきます。
市川里美3月10日「自信がない」心理カウンセリングに訪れる方がお話しされる「自信がない」は、辞書的な意味とは少し違い、「不安」「安心できない」ということがあるようです。では、安心はどうやったら感じられるようになるのか。それは、周囲との関わりの中で感じられるもののように思います。
市川里美2023年2月18日心の「クセ」とカウンセリング意識せずにいつの間にかそうなってしまう。歩き方、話し方、食べ方、飲み方もそうですね。こ周りの人は気づいているけれど、自分では気づけていない心にもクセがあります。考え方、感じ方、ものの捉え方、ものごとの理由づけなどにそのクセがあらわれます。
市川里美2021年12月6日「ふつう」という幻想 「ふつう」ということばにはちょっと厄介な感じを持つ。この「ふつう」から外れたときは多少なりともショックを受け、不安になる。「ふつう」から外れて少数に入るとき、生活上の支障は大きくなり、心理的精神負担を強いられることとなるのがこの世の中ではないか。だがこの「ふつう」は幻想なのでは
市川里美2021年10月27日「忙しい」は心に壁をつくる忙しそうにしている人には自分のプライベートの話や、他愛もない話も伝えることは憚れてしまう。まして、悩みごとや困っていることを話すことは相手に「負担をかけてしまう」という感覚が生じやすい。そうなると、誰にも話せずに一人で抱え込み考えていく。「忙しい」が心に壁を作るのである。
市川里美2021年10月16日エスカレーターに運ばれる 自己主体感について自分が自ら行なっているという感覚を「自己主体感」といいます。自分にとって最適なものを選択した時、この自己主体感が生み出されるようです。ただ、私たちはほぼほぼ全てのものについて、自分で選んで、自分自身が行動しているという感覚を持っていますが、実際は少し違うようです。
市川里美2021年7月29日小さい頃にかけられた呪文小さいころに近しい人から言われた言葉がそのままあなたの中に生き続けて、本来の力を出すことを阻んでいるかもしれません。大きくなった今でも「わたしはできない子」という呪文が解かれないままでいることもあるのです。けれど自分では気づくことが難しいのです。
市川里美2021年5月9日自己愛を満たすことは一生必要なこと コフートは、人には健康な自己愛があり、その自己愛が満たされたとき幸せに感じ、自分も相手も大事にし、自身の能力を十分に発揮できるようになるといいます。そして、自己愛を満たすことは大人になっても必要、一生必要なものだといいます。